イトミミズの保存法について解説！イトメが腐ったり死なない長期キープ法とは？

イトミミズの保存法について解説します。
イトメが腐ったり死なない長期キープ法について説明します。

イトミミズの世間一般的な保存法

イトミミズの世間一般的な保存法を紹介します。

まず、イトミミズは酸欠と水質悪化に弱いため,買ってきてそのままにしておくとすぐに死んでしまいます。

そこで、このように保管用の容器を用意し、毎日水換えしたり水道水をかけ流しにしたりして水が腐らないようにします。また、イトメが死ぬのを避けるため、冷蔵庫に入れて毎日水を換えて管理している人もいます。このようにイトメを保存すれば１週間ぐらいなら生きているため、ある程度保管しておくことができます。

エアレーション＋ソイルで半永久的に保存できる

 

実は、イトミミズの保存は少量のソイルなどの土＋エアレーションを用いれば長期キープすることができます。イトミミズを保管する際、ベアタンクに入れるのではなく、餌となる泥や土を入れておけばすぐに死ぬことはありません。

イトメは痛みやすく、すぐに腐ったり死んでしまうという声が圧倒的大多数です。

イトミミズの保管方法は冷蔵庫に入れたり、水道水をかけ流しにしたり、毎日水換えをして保存している方が大多数です。

ですが、このやり方ではイトメを一週間ぐらい保存できますが、少しづつイトミミズは弱って死んでいき、一週間ぐらい経ったあとは絶対に死んでしまいます。

一方で私が提唱する、エアレーション＋ソイル（土）を使った保管法を用いれば、イトミミズを半永久的にキープすることができます。

イトミミズは泥の中でないと生きられない

イトミミズはミミズの仲間です。ミミズは土の中で生きている生き物です。当然陸上では生きられないため、何も入っていない容器で飼育できません。イトミミズもそれと同じで、水しか入っていないベアタンクの水槽などではどれだけ水が綺麗でも生きられないのです。

泥がないと生きていけない理由

イトミミズのような生き物は、空腹に非常に弱いです。イトミミズは水中の泥に含まれている有機物や微生物、生き物の死骸などを食べているとされています。イトミミズは餌を常に食べ続けていないと死んでしまうため、水中に泥がないと状態がすぐに悪くなり、次第に死んでいきます。イトミミズが保存されているようなベアタンクの水槽にはイトミミズの餌となるものが全く無いため死んでしまうのです。この状態を防いでイトミミズを長期保存するためには、イトメの餌となる泥を入れておく必要があるのです。

エアレーションも必須

さらに、イトミミズは酸欠に非常に弱いです。このため、イトミミズを保存する際は必ずエアポンプで空気を送ってあげる必要があります。フィルターでは不十分で、必ずエアポンプで酸素を供給しましょう。

イトミミズは高水温に弱い

さらに、イトミミズは高水温に弱いです。２０度が最適な水温だと言われており、３０度では調子を崩してしまいます。冬場は平気ですが、イトミミズを夏場に保存する場合は日が当たらない涼しい場所で保管しましょう。

イトミミズの具体的な保管方法

上記の画像は私がイトミミズを保管している容器です。ダイソーで売っている４リットルのトレイに水を張り、さらにエアレーションを行った上で赤玉土を少量砕いています。

この中にイトミミズが入っていますが、イトミミズは赤玉土のかけらを集めて巣を作っています。

赤玉土は砕いて細かく泥状にしています。赤玉土よりもソイルなどを砕いて泥にしたほうが栄養価が高いためイトメが好みます。このような容器を準備すればイトミミズはなかなか死にません。私は一週間以上イトミミズを保管していますが一匹も死んでいません。このように、土を入れておくだけでイトミミズは全く死ななくなります。

泥抜きしなくてもよい

私のイトミミズ保管法はイトメが泥だらけになるという欠点があります。ですが、泥がついたままイトメを魚に与えても全く大丈夫です。野生では泥をつついて餌を探しているので、イトメの体に泥がついていたからといって病気になる可能性は全くありません。もちろん熱帯魚店だと泥がついていると見た目が悪いので泥抜きしているだけであって、個人で利用するのであればイトメをわざわざ泥抜きして保管する必要はないと思います。

まとめ

イトメをベアタンクで保存しようとするとだんだん死んでいきますが、エアレーション＋土を使えば死ぬことはありません。長期保存が可能なので、まとめ買いして家の中でキープしておくことも可能です。ぜひお試しください！