デコポンの名前の由来と不知火との違い

dekopon1

 

 

不知火(しらぬひ)の栽培の歴史

 

長崎県にある国の果樹試験場で

「清見」と「ポンカン」を交配して

つくれたのが「不知火」となります。

 

できた当初は形が不揃いになりやすく、

外見が悪いために

品種登録はされませんでした。

 

見た目は悪いが、

味はとてもよいことに着目した

熊本県が栽培を始め

 

「不知火(シラヌヒ)」

 

として品種登録し、

次第に各地に広がっていきました。

 

 

登録商標のデコポン

 

「デコポン」というのは登録商標で

デコポンの品種名は「不知火」になります。

 

デコポンという名を使用する場合は

以下の2つの要素をクリアしないといけません。

 

●糖度13度以上、クエン酸1.0%以下

●日園連に加盟する全国のJAから出荷されていること

 

この基準を満たさなかった不知火は

そのまま「不知火」として

流通していきます。

 

 

デコポンの名前の由来

 

名前の由来は、ヘタの周りの突起が

デベソみたいからではなく、

おでこのデコ。

 

親のポンカンから「ポン」をもらい

デコポンという名前になりました。

 

 

様々な名前があった不知火

 

デコポンというのは

当初、熊本県産の「不知火」以外には

「デコポン」の名称をつけることが禁止されていました。

 

他県で生産された「不知火」は

 

愛媛県では「ヒメポン」

広島県では「キヨポン」

静岡県では「フジポン」

鹿児島県では「ラミポリン」

 

など様々な名称がつけられていました。

 

しかし、あまにもわかりにくいため

市場や消費者の混乱を招く事態になったのです。

 

そこで、関係機関で協議した結果、

 

・糖度13度以上、クエン酸1.0%以下

・JAに加盟している生産者

 

は産地に関わらず「デコポン」の名称を

使用してよいことになりました。

 

 

まとめ

 

デコポンと不知火が両方、売っている場合は

条件をクリアした「デコポン」を

選んだほうがおいしいものに

当たる可能性は高くなります。

 

 

デコポンを救ったオトコ

 

木が弱く、育て方が難しかったことなどから、

長崎県の試験場では新種のみかんとしては

不合格で一度は捨てられた「デコポン」。

 

だがしかし!

 

その不合格だったデコポンの木を持ち帰って、

育てた1人の男がいたのです。

 

見た目が美味しそうにみえない

形が不揃いなどの理由で市場に出まわらない。

 

それでも、糖度は13~14度と高く、

食味もよいということで

徐々にファン増えていきました。

 

そして、1990年に熊本県果樹指導者会議で

優秀性が認められ、

広く普及されることになりました。

 

名前も親しみやすいように

「デコポン」とつけられたのです。

 

もし、この木を持ち帰った男がいなければ

デコポンというのは捨てられたままで、

現在、存在しない果物だったのかもしれないのです。




スポンサーリンク



関連記事はこちら

関連記事



コメントを残す