低温や乾燥に弱い
さつまいもを常温で、
保存する方法をご紹介します。
そして、
保存したら何日ぐらいもつのかも
ご説明いたします。
さつまいもを常温で保存する方法
【芋掘りで持ち帰った場合】
芋掘りで持ち帰ったさつまいもは
まず土がついた状態で、
雨の当たらない日かげにおいて
3~5日ほど乾燥させます。
乾燥させてから、
土を払うときれいに落とすことができます。
土を落とすために、
水洗いはNGです!
※さつまいもは水分に弱いので、
土を落とすために水洗いをすると
腐りやすくなります。
それから、1本ずつ新聞紙で
包んで通気性のいい入れ物
(ダンボールや紙袋)に入れて、
冷暗所で保存します。
【スーパーで買った場合】
ビニール袋に入っている場合は、
まずビニールから出します。
※さつまいもは生きているので
ビニール袋で密閉していると、
二酸化炭素がたまって、
傷みやすくなります。
それから1本ずつ新聞紙で包み、
通気性のいい入れ物に入れて
冷暗所で保存します。
・保存温度は13℃~15℃
さつまいもの保存に適している
温度は13℃~15℃です。
そして、直射日光が当たらない場所に
保存しましょう。
さつまいもはあつすぎると
芽が出てしまいます。
(約18℃を超えると発芽)
暖房が入ってる室内での
保存は適していません。
また寒すぎると傷んで
ダメになります。
(約9℃以下になると傷んでくる)
お家に土間や床下収納があればいいのですが、
なければキッチンや廊下、
玄関など日が当たらない場所で
保存しましょう。
・湿度も大事
さつまいもは湿度が高いところでの
保存が好ましいです。
適正湿度は85~90%。
何日ぐらいもつの?
お店で買ってきたさつまいもを
常温で保存する場合は、
1ヶ月ぐらいを目安にしましょう。
(30日ぐらいです)
芋掘りや家庭菜園で採った
さつまいもなどは
上手に保存すれば、
3ヶ月ぐらい
保存も可能です。
お店で買ってきたさつまいもの
保存期間が短いのは、
「出荷するときに、
土を落とすために洗浄しているから」
です。
一度、さつまいもに水分がつくと、
傷みやすくなります。
長く保存することは
難しいです。
まとめ
さつまいもを常温で保存する方法
●一本ずつ新聞紙で包み、
冷暗所で保存する。
●温度は13度~15度
●湿度は85%~90%
●保存できる日数は1ヶ月
切ってしまったさつまいもや、
気温が高い季節は
常温で保存することはできません。
そのような場合は、
冷蔵や冷凍で
さつまいもを保存します。
冷蔵や冷凍で保存する方法は
下記の記事で書いているので、
よければ参考にしてみてくださいね。