アカモクとは?含まれる成分や栄養素

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テレビや雑誌で注目されて話題になっている

海藻「アカモク」。

 

「アカモク」とは一体、どんな海藻なのか?

 

以前は邪魔なモノとして扱われていた

アカモクがなぜ、こんなに人気になったのか。

 

そして、どんな成分や栄養素が

含まれているのか、

徹底的に解説いたします。

 

 

アカモクとは

 

アカモクはホンダワラ科ホンダワラ属の海藻で、

ひじきの仲間になります。

 

1年生の海藻で、秋から冬に成長して

春に成熟すると夏には枯れて、

海面を藻くずとして漂います。

 

非常に生命力が高いので、

こんぶやわかめが育たない環境でも

たくましく育ちます。

 

 

地域によって呼び名が違う

 

アカモクはそれぞれの地域によって、

呼び名が変わります。

 

秋田県:ギバサ

山形県・新潟県:ギンバソウ

千葉県:ナガモク

 

他にもナガラモク、ガラム、マメタワラなど

多くの呼び名があります。

 

アカモクを漢字で書くと

赤藻屑と書きます。

神奈川県が由来です。

 

暖かくなるとアカモクは海上を

赤い藻屑(もくず)として、

漂うため付けられた名前です。

 

 

邪魔者だったアカモク

 

 

アカモクは厳しい環境でも生育できる

生命力が強い海藻です。

 

日本海側では食用として

大切に扱われてきました。

 

しかし、こんぶやわかめなどが

豊富な太平洋側では、

邪魔なものとして扱われてきました。

 

1年で4~7メートルぐらいの大きさになり、

枯れてそれが海に漂うと

船のスクリューに絡まったりしたのです。

 

また、養殖施設のカキに絡まったり、

のりを養殖してる所に流れて

のりの品質を落とす。

 

とにかく養殖業界の人には

アカモクはなくなってほしい海藻でした。

 

 

どれくらい邪魔だったかは、

アカモクに付けられた名称でわかります。

 

太平洋側の宮城県では

アカモクのことを「ジャマモク」。

三重県では「クソタレモク」。

島根県は「ハナタレ」。

 

とかなりひどい名前がつけられています(笑)

 

 

しかし、近年、栄養価が高くて

健康にも美容にもよい成分が

含まれていることがわかり、邪魔者から、

大切に扱われるようになっています。

 

 

アカモクの普及に20年かかった理由

 

1998年、

富山大学の林利光教授の

研究グループが、

 

アカモクのエキスは、

エイズウィルスや単純ヘルペスウイルスの増殖を

抑えていること

 

を日本薬学学会で発表しました。

 

この研究により、全国の大学や研究機関で

アカモクの成分に関する研究が

活発化されていきました。

 

でも、なかなか商品化されるまでいきませんでした。

 

もともと食べないものを、

ましてやゴミとしてアカモクは扱われてきました。

 

それが急に体にいいと言われても

人はなかなか食べることができません。

 

 

怖いんですね。

未知のものは。

 

 

また、もともとゴミ扱いされていたので、

漁師でさえどれが

本物のアカモクかわかりませんでした。

 

目利きの技術を身につけて、

安定供給できる体制をつくるのに

2年ほどかかりました。

 

その後、岩手県のスーパーにお試しとして

店頭に置かせてもらいましたが、

お客さんは見向きもせず

うまくいきません。

 

 

だが、2005年に転機が訪れます!

 

売るところを変えて、

東京のレストランやカフェに売り込んだところ

反応がよかったのです。

 

アカモクはオリーブオイルとの相性がよく、

無名の海藻ということで、

シェフが新たなレシピを作るのに活用されたのです。

 

東京のレストランで使われる新食材として、

生まれ変わったアカモクは

地元メディアなどに取り上げられて、

東北限定ですが、コンビニにも

置かれるようになりました。

 

東北だけでなく、

他の県でもアカモクを

特産品にしたいという声が多くなり、

全国の自自体に広まっていきました。

 

アカモクは赤潮防止、水質を浄化、

生態系の保存にも役立つので

漁業関係者にも受けがよかったのです。

 

このようにじわじわと

アカモクの名が広がって

アカモクの研究もより活発化していき、

花粉症への効果などが次々に報告されていったのです。

 

 

そして、2017年「あさイチ」で紹介されることで

アカモクは一気に有名になりました。

 

あさイチという番組は

自然食品業界の「スター誕生!」という

位置づけの番組です。

 

この番組で紹介された商品は

めちゃくちゃ売れます。

 

アカモクもオンエア後に一気に売り上げが

5倍も増えたそうです。

 

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アカモクに含まれる成分や栄養素

 

アカモクが注目される

きっかけになった成分が、

 

成人病の予防に効果があるといわれる

「フコイダン」

 

脂肪の燃焼効果をアップさせる

「フコキサンチン」です。

 

この両者が

ワカメやメガブなどより

多いことから注目されたのです。

 

また、カリウムやカルシウムも

ワカメに比べて多く含まれています。

 

 

アカモクに含まれる栄養素

 

●カルシウム(骨づくり)

●マグネシウム(神経のために)

●鉄(血液のため)

●ビタミンK(血液と骨のビタミン)

●アルギン酸(お腹の調子を整える)

●カリウム(血圧の改善)

 

などの栄養素が含まれています。

 

 

日本人に不足がちな

水溶性の食物繊維

アカモクには多く含まれています。

(フコイダンやアルギン酸が水溶性食物繊維です。)

 

また低カロリーなのに栄養価が高いことから、

ダイエット中の人でも食べやすいという

メリットもあります。

 

 

最後に

 

アカモクのようにある地域では

ゴミのように扱われていますが、

実は「スーパーフード」の素質をもつ食べ物が

いろんな地域を探せば

まだ眠っている可能性があります。

 

もし、アカモクのようなものをみつければ、

ビジネスチャンスとなります。

 

名産品になれば

地元が活性化します。

 

もしあなたがその食べ物をプロデュースしたなら、

自分も稼げるようになると

良いことづくめです。

 

何か自分の地元にはないか、

ぶらっと散歩しながら

探すのもいいかもしれませんよ。




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