ひじきの栄養は豊富だがヒ素が危険!?損失余命の食べ物とは

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ひじきは栄養が豊富で、

昔から「ひじきをたべると長生きする

と言われていました。

 

しかし、近年ひじきには

ヒ素が含まれているので、

安全性が

問題視されることが多くなりました。

 

 

2004年、

イギリスの食品規格庁が

 

「ひじきは無機ヒ素を

多く含むので食べないように」

 

という勧告を出しました。

 

この勧告を受け、

日本でもひじきの安全性について

不安を感じる人が

多くなったのです。

 

そして、2016年ヒ素が含まれる

ひじきは損失余命の食べ物

選ばれました。

 

「損失余命」とは

摂取することで寿命が

縮むとされる食べ物のことです。

 

ひじきのヒ素が

注目されると、

子供や妊婦さんに限らず

「ひじきを食べても大丈夫なのか?」と

気になってしまいますよね。

 

 

そこで、食の安全にとてもこだわる

私が徹底的にひじきのヒ素について

調べてみました。

 

できるだけわかりやすく書いたので、

ひじきのヒ素が気になるなら

参考にしてみてください。

 

 

ヒ素について

 

ヒ素というのは自然界にたくさんあり、

大きく分けると

 

有機ヒ素

無機ヒ素

 

に分かれています。

 

特に危険性が高いのが

無機ヒ素です。

 

無機ヒ素を一度に大量に取ると

腹痛、下痢、おう吐、麻痺などを

起こして、死にいたることもあります。

 

また長期間、たくさん無機ヒ素を

摂りつづけた場合、

神経障害、皮膚障害、がんの発生などの

悪影響があるという報告もあります。

 

 

こんぶやわかめ、のりなどの

海藻類は人体にあまり悪さをしない

有機ヒ素が多く含まれます。

 

しかし、ひじきに含まれるヒ素は

無機ヒ素

 

産地やメーカー加工の差はありますが、

日本産でも韓国産でも中国産でも

どのひじきでも、無機ヒ素が

含まれるということです。

 

 

といっても、日本の厚生労働省は

 

「海藻の摂取による健康被害の

報告事例がない」

 

といっています。

 

ひじきを食べてヒ素中毒を

起こした人はいないということです。

 

 

なぜ、健康被害の報告がないのか?

 

172022

 

無機ヒ素は水溶性で

水洗いや茹でることにより、

量を減らすことができます。

 

私たちが食べるひじきは

できあがるまでに業者で

しっかりと水洗い、水戻し、茹でこぼし等が

行われています。

 

その過程のおかげで、

無機ヒ素はかなり減っているので、

今まで健康被害が出たことはないのです。

 

 

「水戻し」や「ゆで戻し」により、

どれくらいヒ素は減るのか?

 

2014年に農林水産省は

乾燥ひじきのヒ素を減らす

調理法について、調査しました。

 

家庭でできる調理法として、

 

「水戻し」

「ゆで戻し」

「ゆでこぼし」

 

の3つの条件を設定しました。

 

 

詳しい調理法については

「乾燥ヒジキのヒ素を減らす調理法の調査結果」

ご覧ください。

 

この結果をみると、

 

「水戻し」は5割

「ゆで戻し」は8割

「ゆでこぼし」は9割程度、

 

減っていることがわかります。

 

無機ヒ素を減らすために

有効な方法は水戻しの後に、

さらにゆでる「ゆでこぼし」ということです。

 

この調査結果で

ヒ素はかなり減っていますが、

栄養素はあまり減らなかったというのが

ポイントです。

 

鉄分は7割以上残り、

食物繊維は8割以上残り、

カルシウムはほとんど減っていません。

 

 

1日に食べる量の基準

 

 

世界保健機関は

1週間に摂取しても健康に影響がない、

無機ヒ素の量というのを定めています。

 

厚生労働省はこの数値から計算し、

体重50kgの人が1日当たり4.7gまでの

乾燥ひじきなら、

毎日、食べても問題ないとしました。

 

4.7gといえばひじき煮の小鉢

およそ1/2杯です。

 

お弁当や居酒屋で

出てくるひじきの量ぐらいなら、

問題はありません。

 

 

ひじき以外で無機ヒ素が含まれる海藻

 

ひじき以外の海藻で、

無機ヒ素が含まれるのが

アカモク」という海藻です。

 

「アカモク」はひじきと同じ

ホンダワラ科の海藻になります。

 

アカモクというのは

あまり聞いたことが無いかもしれませんが、

近年、花粉症の改善やダイエットに

役立つとして注目されています。

 

⇒アカモクの栄養と効能!女性にうれしい4つの効果

 

 

ヒ素を排出する食材

 

 

体の中にたまるとやっかいなのが

ヒ素です。

 

そんなやっかいな

ヒ素を排出してくれる

食材があるので、

ご紹介します。

 

 

パクチー

 

筑波大学の研究で

パクチーには

ヒ素の毒素を軽減し、さらに

排出を促進することがわかっています。

 

⇒パクチーのデトックス効果

 

 

にんにく

 

香り成分の硫化アリルや

イオウ化合物が毒素を排出します。

 

 

他には長ネギ、大根、

きのこ類、海藻類なども

ヒ素を排出してくれます。

 

 

ひじきをたべるときは

これらの食材と一緒にたべることで、

ヒ素を体の外に出すことができます。

 

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妊婦さんはひじきを食べても大丈夫?

 

無機ヒ素が胎盤を通じて、

お腹の赤ちゃんに届くと

胎児が奇形や脳障害を持って生まれてくる

リスクがあるとされています。

 

リスクがあると言っても、

厚生労働省や日本ひじき協会などは

妊婦さんがひじきを食べてはいけないとは

言っていません。

 

※過剰に取らないように注意はあります。

 

小鉢に入ったひじきの煮物なら、

週に2回ぐらい

食べる分には問題ありません。

 

しかし、今までが大丈夫だったから、

これからも大丈夫という保証はありません。

 

妊婦さんが食べるのは

私はやめておいたほうがいいと思います。

 

 

子供はひじきを食べても大丈夫?

 

子供の解毒機能は

大人と比べると

未成熟です。

 

ヒ素などの有害物質の解毒や

排出がうまくいかないことがあります。

 

うまくいかないことを考えると

子供には

ひじきを食べさせないほうがいいです。

 

 

ひじきの栄養は素晴らしい!

 

 

ひじきの悪い部分ばかり

紹介したので、

最後はひじきの素晴らしさを

書いて終わりたいと思います。

 

 

ひじきの栄養面で注目したいのが

「カルシウム」が豊富なことです。

 

「カルシウム」といえば

健康な骨作りには

欠かせないミネラルです。

 

でも、「カルシウム」だけを

たくさん摂れば

いいというものではありません。

 

「カルシウム」をコントロールする

「マグネシウム」もバランスよくとることが

とても重要になります。

 

ひじきには「マグネシウム」も

含まれており、

 

「カルシウム」が2、

「マグネシウム」が1という

とてもよいバランスで含まれています。

 

このほかの成分は、

成長や代謝を活発にするホルモンの

材料となる「ヨウ素」

 

 

便秘の予防や改善をしてくれる

「食物繊維」なども

豊富に含まれています。

 

ひじきの食物繊維は100gあたり、

51.8g

も含まれています。

 

※食物繊維の1日の目標量が

男性19g以上、

女性17g以上とされています。

 

 

これだけたくさんの食物繊維が

含まれていると

便通はかなりよくなると考えられます。

 

そして、便と一緒に

体の有害物質も排出されます。

 

ひじきのヒ素による健康被害の

報告がないのは、

食物繊維の豊富さのおかげとも

いえるかもしれません。

 

 

ひじきの色素成分である

「フコキサンチン」

近年、とても注目されています。

 

「フコキサンチン」は体をサビから守る働き、

肥満の予防、糖尿病の予防する効果も

あると考えられています。

 

 

 

ひじきの素晴らしい一面が

あることもわかってくれたでしょうか。

 

 

最後に

 

この世に

絶対に安全な食べ物というのはありません。

 

生きていくのに必要不可欠な

塩でも、

とり過ぎれば、死を招きます。

 

 

ひじきにヒ素が含まているのは

事実ですが、

気にしすぎてはいけません。

 

病は気から、

神経質にならないことが大事です。

 

どうしても

心配なら食べなければ

いいだけです。

 

ひじきを食べてしまい

はやくヒ素を排出したいなら、

パクチーを食べましょう。

 

⇒パクチーはヒ素の毒性を軽減!さらに排出を促進する




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