『バレンシアオレンジ』と『ネーブルオレンジ』の違い!栄養価で優れているのは?

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「バレンシアオレンジ」と

「ネーブルオレンジ」の

違いについて解説いたします。

 

 

オレンジは3種類

 

オレンジ類は

大まかに分類すると

 

●サワーオレンジ

●マンダリンオレンジ

●スイートオレンジ

 

となります。

 

 

オレンジ類の中には

酸味が強いものがあります。

 

私たちが普段、

食べているオレンジは

スイートオレンジのことを指します。

 

 

スイートオレンジの主な種類に

 

●バレンシアオレンジ

●ネーブルオレンジ

●ブラッドオレンジ

 

があります。

 

ブラッドオレンジは果肉が

血(blood:ブラッド)のように

真っ赤なので、その名がつけられました。

 

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主にジュースに使われています。

 

 

見た目の違い

 

バレンシアオレンジと

ネーブルオレンジは見た目が

違います。

 

ネーブルというのは

「へそ」という意味で、

ネーブルオレンジの果頂部には

へこみがあります。

 

 

実はこのへそ、

ネーブルオレンジの中に隠された

もう1つの果実になります。

 

へそがあるのがネーブル

へそがないのがバレンシア

 

と覚えておくと、

スーパーで見分けるのは

簡単です。

 

 

味・食べ方の違い

 

ネーブルオレンジ

 

ネーブルは種がなく、

甘みと酸味のバランスがよく

香りもいいです。

 

後味もすっきりです。

 

世界で最も味わいがよい

オレンジといわれています。

 

しかし、ネーブルには

弱点があります。

 

それは苦み成分である

「リモニン」が

多く含まれることです。

 

ハッサク、イヨカンなどにも

含まれています。

 

 

リモニンは果物に含まれている間は

味のない物質(LARLといいます)です。

 

これが絞ったり、

ジュースにすることで

果物の酸と相互作用することにより、

リモニンがつくられます。

 

LARLがリモニンへと変化するのには

数時間かかります。

 

ネーブルをジュースにして、

長時間、置いておくと、

苦味が増していきます。

 

長時間、熱を加えることでも

同様に苦味が出るので、

ネーブルをジュースにするのは向きません。

 

でも、しぼりたての生ジュースなら

ネーブルでもそれほど苦味が出ません。

 

 

バレンシアオレンジ

 

バレンシアはネーブルと比べると、

酸味が強いので

酸っぱく感じます。

 

多少、種が入っていることがあります。

 

バレンシアは絞った直後に

密封した容器に冷蔵することで、

一晩、ビタミンや味を損なうことなく、

保存できます。

 

生でたべるなら、ネーブルオレンジ

料理やジュースなら、バレンシアオレンジ

 

がオススメです。

 

 

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栄養の違い

 

可食部100gあたり

  バレンシア ネーブル
エネルギー 39kcal 46kcal
食物繊維 0.8g 1g
ビタミンC 40mg 60mg
ビタミンB1 0.1mg 0.07mg
葉酸 32μg 34μg
     
βカロテン 50μg 23μg
パントテン酸 0.28mg 0.36mg
カルシウム 21mg 24mg
0.3mg 0.2mg

 

 

ネーブルもバレンシアも

栄養面では

ほとんど違いはありません。

 

ビタミンCを多く摂りたいなら、

ネーブルオレンジ

 

βカロテンを多く摂りたいなら、

バレンシアオレンジ

 

を選ぶといいでしょう。

 

 

出回り期の違い

 

ネーブルもバレンシアも

アメリカ、オーストラリア、南アメリカなどから

輸入されており、ほぼ1年中出回っています。

 

アメリカ産が

多く輸入されているので

アメリカのオレンジでいうと、

 

バレンシアは春から秋

ネーブルは秋から春

 

となります。

 

国産のネーブルは

12月初旬頃から、収穫されます。

 

貯蔵された後、

2月頃から出荷されるので

食べごろは3月です。

 

 

国産のバレンシアは

栽培されている量が

とても少なく、非常に珍しいオレンジです。

 

バレンシアはサマーオレンジと

呼ばれ、夏のオレンジなので、

夏頃にネットで検索すると、

手に入れることができるかもしれません。

 

 

日本で栽培が難しい理由

 

バレンシアは病気に弱く、

寒さにも弱いオレンジです。

 

開花から収穫まで、

15~16ヵ月も

かかります。

 

ネーブルは6ヶ月くらいです。

 

 

また、回青現象(カイセイゲンショウ)を

防ぐために手作業で袋掛けが必要で、

育てるのが大変。

 

日本で作っても

作るのにお金がかかりすぎて、

儲からないということです。

 

 

※回青現象とは

 

一度、熟して黄色になった実が

再び緑色を帯びることです。

 

この現象は一度、実からなくなった

葉緑素が再び太陽を浴びることで、

再び葉緑素が

吸収されるために起きます。




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