国産にんにくの芽が少ない理由とは?なぜ中国産が多いのか

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近年、需要がふえてきたにんにくの芽。

人気の理由はシャキシャキとした食感です。

あの歯ざわりがたまらないんです。

 

しかし、需要が増えているのに、

スーパーに行っても

国産のにんにくの芽というは

なかなか見かけることはありませんよね。

 

なぜ、国産のにんにくの芽が

スーパーであまり売っていないのか

 

なぜ、中国産のにんにくの芽が

多いのか、

などを詳しく解説していきます。

 

そして、国産のにんにくの芽は

どこで購入できるのかも

あわせて紹介しますよ。

 

 

にんにくの芽の出回り時期

 

国産のにんにくの芽が収穫される

時期は5月下旬~6月初旬です。

 

にんにくの球部分を

収穫する前に行われます。

 

 

中国から輸入されているものは、

冷凍ものを含めると

年間を通して流通しています。

 

市場に出回ってるにんにくの芽は、

約99%が中国産で

国産はわずか1%ぐらいになります。

 

 

国産にんにくの芽が少ない理由

 

なぜ、これほど

国産のにんにくの芽が

少ないのかというと、

理由は2つあります。

 

 

それは、

 

●日本のにんにくは”くき”が伸びない

●農薬の問題

 

です。

 

順番に詳しく解説していきますね。

 

 

日本のにんにくは”くき”が伸びない

 

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にんにくの芽は芽ではない?

 

にんにくの芽という呼び方なので

勘違いしやすいのですが、

実際は「芽」の部分を

食べているわけではありません。

 

ニンニクが花を咲かせるために

伸びてくる「くき」の部分が

にんにくの芽となります。

 

(難しく言うと、「花茎(かけい)」と

呼ばれるところです。

花を咲かせる茎だから、

「花茎」と呼びます)

 

 

植物が花を咲かせるとき、

たくさんのエネルギーが

必要になります。

 

だから、農家さんは

土の中にあるにんにくが

大きく育たないので、にんにくの芽となる

部分を摘み取ります。

 

この作業が「芽摘み」と言われ、

摘み取られたものが「にんにくの芽」として

出荷されます

 

 

日本で有名なにんにくの生産地

 

日本でにんにくの生産地として、

有名なのが

青森県です。

 

実は青森県で栽培されている

にんにくの品種は「くき」が

あまり伸びません。

 

そして、この寒い地域で、

育てたにんにくは芽が育つ前に

球の収穫期がきます。

 

なので、芽摘みを行う必要が

ほとんどないのです。

 

 

日本のにんにくの約7割は

青森県で栽培されています。

 

この地域のにんにくが

くきも伸びないし、

そもそも芽摘みすらもしないことが

多いので、国産のにんにくの芽は少ないのです。

 

 

日本でにんにくの芽を

収穫しているのは、

四国や九州が多いです。

 

ちなみに、香川県はにんにくの収穫量が

2位なんですが、

全体の収穫量からみると、

たった4%ぐらいしかありません。

 

青森県が栽培している

にんにくの量は圧倒的に多いのです。

 

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中国産にんにくの芽が多い理由

 

にんにくの芽を摘む作業というのは、

機械で行うことができません。

 

1本1本、手作業で摘まないといけないので、

めちゃくちゃ労力がかかる作業になります。

 

日本の農家さんは

とても労働力が不足しています。

 

大規模でにんにくの芽を収穫することは

なかなかできません。

 

 

その一方で、中国は人口も多いですし、

農業をする人もたくさんいるので、

大規模な栽培が可能になります。

 

また中国では、芽を食用とする目的で

品種改良されたものが栽培されています。

 

この品種のおかげで、

1年を通してにんにくの芽を

収穫することができます。

 

にんにくの芽の農薬問題

 

 

すべての農薬は農薬取締法に沿って、

すべての作物ごとに

認可、登録されたものしか使用できません。

 

もし、その作物に

登録されていない農薬を

使用した場合、

 

その作物の出荷はもちろん不可能。

さらに使用者は3年以下の懲役、

100万円以下の罰金となります。

(法人だと1億円以下)

 

 

にんにくの分類

 

にんにくは作物登録上、

3種類に分類されています。

 

にんにく

葉にんにく

にんにく(花茎)「にんにくの芽ともいう」

 

「行者(ギョウジャ)にんにく」も含めると

4種類になります。

 

 

例えば、「にんにく」だけに登録されている

農薬を使用すると、

「にんにくの芽」として

出荷販売はできません。

 

葉にんにく」だけに登録されている

農薬を使用した場合でも、

もちろん「にんにくの芽」として

出荷できません。

 

にんにくの芽を収穫する場合は、

にんにくの芽に使える

農薬を使用しないといけません。

 

そして、同じ農薬が使えたとしても、

部位によって

使える農薬の量は変わってきます。

 

これは食品衛生法上で、

茎、葉など別々に

農薬の残留基準値が

設定されているためです。

 

 

簡単にまとめると、

「にんにく」と「にんにくの芽」は使える農薬が

違うので、一緒に作るのは難しい。

 

同じ農薬が使えたとしても、

農薬の残留基準値が違うので

一緒に作るのは難しいのです。

 

 

中国産にんにくの芽の農薬問題

 

 

2019年の1月、中国から輸入した

にんにくの芽から基準値の20倍近くの

殺菌剤が検出されたとニュースになりました。

 

厚生労働省の検疫所が1万3170キロを

差し押さえ、食品衛生法にもとづいて、

検査命令を出しました。

 

輸入したものの一部は販売ずみだが、

そのほかについては検疫所で保管しており、

流通はしてないとなっています。

 

「検出された殺菌剤は、体重60キロの

大人がにんにくの茎を

毎日、10.5キロ食べ続けても、

生涯摂取量が1日の許容摂取量を

超えることはないため、

 

健康に影響を及ぼす心配はない」

 

とその記事に書かれていました。

 

 

この記事からもわかるように、

農薬の基準値が多いとわかるのは

だいたい販売されて、消費したあとに

わかることが多いです。

 

要は「食べてから、

実はあの野菜

農薬の基準値が多かったんです

と言われるのです。

 

消費者側からすると、

「食べてから、

言われても遅いんだけど・・・」

となりますよね。

 

 

中国から輸入される野菜は

にんにくの芽だけでなく、

他の野菜でも農薬の問題が

けっこうあります。

 

だから、中国産のにんにくの芽は

買わないと選択をしたほうがいいでしょう。

 

食べた後に言われても

遅いですからね!

 

 

国産にんにくの芽はどこで売っているのか?

 

国産にんにくの芽が

買えるところは、

初夏の「道の駅」や「直売所」です。

 

産地で刈り取られた「にんにくの芽」が

販売されています。

 

例えば、岡山県の道の駅「久米の里」などです。

 

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大型スーパーより、地元密着の

小さなスーパーなどにも

国産のにんにくの芽はあります。

 

いろいろな道の駅やスーパーで

探すのが面倒な方は、

通販で探すのが楽です。

 

通販だといろいろなサイトがありますが、

探しやすいのは楽天です。

 

⇒楽天でにんにくの芽を探す

 

楽天で探すときのは注意点として、

「国産 にんにくの芽」と

検索しても中国産のにんにくの芽が

出てくることがある点です。

 

だから、「にんにくの芽」と検索して、

ちゃんと日本の産地が表記されている

ショップを選ぶようにしましょう。

 

生の国産にんにくの芽が買える時期は、

5月~6月ぐらいまです。

 

この時期以外で、売っている生のものは

中国産だと思うので、

気をつけましょう。




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