キウイで喉、舌、胃が痛いのはアレルギーかも?|対処の仕方

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キウイを食べてなんか喉がイガイガする、

舌がピリピリする、

胃が痛いなどの症状が出る方は

キウイアレルギーかもしれません。

 

 

キウイアレルギーの原因

 

キウイアレルギーは果物アレルギーの中でも、

とても症例が多いです。

 

1980年代の後半から、キウイの食べやすさ

美味しさから一気に流行り、

そこから症状を発症する方が多くなりました。

 

 

タンパク質を分解する酵素「アクチニジン」

 

キウイアレルギーの原因は

「アクチニジン」という

タンパク質を分解する酵素です。

 

少量の摂取でもアレルギーを引き起こします。

 

「アクチニジン」は緑のキウイに

多く含まれています。

 

黄色のキウイは比較的、少ない量ですが、

「アクチニジン」は含まれています。

 

アクチニジンは60℃以上で

働きが鈍くなるため、

加熱調理されたキウイジャムなどは

アレルギー反応が起きないこともあります。

 

アクチニジンを含む他の果物、

パイナップル、メロン、パパイヤ、いちじくなどがあります。

 

 

キウイアレルギーの症状

 

キウイを食べて比較的すぐに起きる症状

・クチビルのかゆみ

・口の中のかやみ

・舌のしびれ

・喉のイガイガ

 

果物アレルギーの主な症状は

口腔アレルギー症状です。

 

キウイを食べて、15分以内に

唇、舌、喉などに

不快感が出ます。

 

果物アレルギーの原因となるタンパク質は

消化液で分解されることが多く、

口の中のアレルギー症状で留まります。

 

しかし、場合によっては

じんましんが出たり、目のかゆみ、鼻づまり。

 

さらには吐き気や嘔吐、腹痛、下痢などの

消化器症状を生じることもあります。

 

 

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繰り返し吐いて、

同時に呼吸困難になるなど

複数の重い症状が出ることをアナフィラキシーといいます。

 

さらに血圧が下がって、

意識がもうろうとした症状がみられたときは

アナフィラキシーショックといいます。

 

アナフィラキシーショックが起きると、

早く適切な処置や治療をしないと

生命の危険を伴います。

 

 

最初は口の中だけの弱いアレルギー症状だったものが、

繰り返し食べるうちにアレルギー症状が

強くなることもあります。

 

少しでもアレルギー症状が出た場合は

頻繁に食べるのは控えましょう。

 

 

キウイアレルギーの対処法

 

1.違和感を感じたら吐き出して、口をゆすぐ

 

キウイを食べたときに、

違和感を感じた場合は

吐き出して、口をゆすぎます。

 

飲み込んでしまったものを

無理矢理吐き出す必要はありません。

 

キウイアレルギーの原因はタンパク質なので、

飲み込んでしまった場合は

消化液で分解されます。

 

 

2.熱い飲み物を飲む

 

キウイアレルギーの原因のタンパク質は

60℃以上で破壊されます。

 

温めた水やお茶を飲まなくても、

口をゆすぐだけでも効果はあります。

 

 

3.アナフィラキシーが起こったら

 

アナフィラキシーが起こったら、

その症状を抑える薬が必要となります。

 

じんましんや痒み、鼻水を抑える抗ヒスタミン薬。

呼吸器症状には気管支拡張薬。

 

遅れて現れる症状を予防するための

ステロイド薬などがあります。

 

アナフィラキシーショックを起こした場合は

すぐに救急車を呼ぶ必要があります。

 

 

花粉症とキウイの関係

 

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シラカバ花粉症の方は

キウイを食べるとアレルギー反応が

起こることがあります。

 

これはシラカバの花粉の構造と

キウイアレルギーの原因である「タンパク質」の構造が

似ているために起きます。

 

 

ラテックスとキウイの関係

 

天然ゴムの木の樹液(ラテックス)に対して

アレルギーがあると

キウイに対してアレルギー反応を起こすことがあります。

 

ラテックスとキウイのタンパク質が

似ているから

起きると考えられています。

 

ラテックスアレルギーの約半数に

果物アレルギーが合併するといわれています。

 

キウイ以外にも、バナナ、アボカド、メロンなども

アレルギー反応が起きることがあります。

 

 

アレルギー以外の反応

 

 

キウイを食べて、

口がピリピリしたからといって

アレルギーとは断定できません。

 

「シュウ酸カルシウム」による刺激

 

シュウ酸カルシウムは顕微鏡でみると、

ハリのように尖った結晶構造をしています。

 

これが口の中や喉にチクチク刺さることで、

口のピリピリや喉のイガイガになります。

 

 

「アクチニジン」による刺激

 

「アクチニジン」はキウイアレルギーの原因なのですが、

アレルギーでなくても、「アクチニジン」を摂取すると

舌がヒリヒリすることがあります。

 

アクチニジンはタンパク質を分解する酵素なので、

舌のよごれであるタンパク質を

分解してくれます。

 

この分解しているときに

舌がヒリヒリします。

 

 

クエン酸やキナ酸などによる刺激

 

キウイに含まれる「クエン酸」や「キナ酸」などの

有機酸による刺激で

口がピリピリすることがあります。

 

 

キウイアレルギーの検査方法

 

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キウイアレルギーの検査は

皮膚科やアレルギー科がある病院で

アレルギー検査をしてもらいます。

 

子供なら子供の扱いに慣れている

小児科医がいいでしょう。

 

 

キウイ以外にも一度にたくさんの

アレルギーを調べたいなら、

血液検査がオススメ。

 

血液検査では一度に30種類ぐらいの

アレルギー検査を行うことができます。

 

間違って陽性反応が出ることもあるので、

気になる方は

さらに皮膚テストの検査をしてみましょう。

 

「プリックテスト」といって

アレルゲン液を置いた部分の皮膚に

プリックテストの専用のハリで軽く刺します。

 

こうすることで、皮膚の中に

判定したいアレルゲン液が入っていきます。

 

刺すといっても、血も出ないし、痛くもありません。

 

プリックテストのいいところは

刺してから、15~20分で

反応がわかることです。

 

 

食物経口負荷試験

 

食物経口負荷試験(オーラルフードチャレンジ)は

食物アレルギーの検査として

もっとも正確ですが、手間と時間がかかります。

 

アレルギーと疑われる食品を

実際に食べて、どんな症状が出るかを

見ながら判断します。

 

アナフィラキシーショックを起こすなど

リスクが高い場合は入院し、

医師や看護師が複数名で見守る中で行います。

 

 

キウイを食べて、舌がピリピリするくらいなら、

大丈夫だろうと勝手に自分で

判断し、キウイを食べ続けることは危険です。

 

何か違和感を感じたら、

キウイを食べるのは控えましょう。

 

 

ちゃんと病院でアレルギー検査を

受けることも大切です。

 

アレルギー検査の費用は

保険適用の場合、

約5,000円程度です。

 

他の食べものに対するアレルギーも

あわせて検査して、

自分の体に合う食べ物をたべましょう。




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