なすの種が黒いのは食べられるのか?
新鮮な茄子は
種と実がほぼ同じ色をしており、
種は目立ちません。
だんだん鮮度が落ちてくると
なすの種の色が濃くなり、
黒くなります。
育ちすぎた茄子も種が黒くなります。
「種が黒くなると、食べられないのかな?」と
思うかもしれませんが、
種が黒くなった茄子は食べることはできます。
ただし、古くなっており
風味がおちて、
あまり美味しくない場合があります。
また、種のつぶつぶが気になることもあります。
種が黒くなった茄子を食べる場合は
味の濃い調理法、
麻婆豆腐や茄子の味噌炒めにするといいでしょう。
茶色に変色した茄子は食べられる?
なすを切ったときに、
茶色や黒色に変色してる場合は
低温障害の可能性があります。
なすはインドが原産地とされる野菜で
低温に弱い。
冷蔵庫の10℃以下で保存すると、
呼吸がとまり
柔らかくなったり、水っぽくなったりします。
http://blog.goo.ne.jp/vegefruniikura/e/c155b75f966ac45670ca0839930e0ef8
上のように変色した茄子は食べることはできません。
買ってきて、すぐにこの状態でしたら、
遠慮せずに買ったお店に電話をしましょう。
写真のようにひどく変色していない茄子でも、
変色すると、苦味やエグみが強くなっているので
食べるのはやめたほうがいいです。
茄子を切るとすぐ変色する理由
左の茄子が切ってそのままにしたもの
右の茄子が切って10分ほど水につけたもの。
水につけた茄子は
ほとんど変色していません。
これは茄子が変色する理由である
ポリフェノールが水に流れたからです。
茄子が変色するのはクロロゲン酸などの
ポリフェノールが空気と反応して
酸化するから。
ポリフェノールがなくなれば、
酸化もしないので
茄子も変色しません。
でも、実はこのポリフェノールは
体にいいもので、
水に流すのはもったないのです。
極力、水にさらす時間は
短めにしたほうがいいのです。
なすは腐るとどうなる?
・皮が茶色になる
・異臭がする
・触るとぶにょぶにょして、やわらかい
・実がぼこぼこしている
・カビが生えている
袋で売っている茄子は
カビが生えやすいです。
購入する際は、
ヘタのところをよくみましょう。
まとめ
なすの種が黒くなっていても、食べることはできる。
切ったナスが変色していたら、食べることはできない。