いちごの実は赤い部分ではない!?野菜か果物かどっち?

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いちごの実は表面のツブツブだった

 

いちごの赤い部分が実だと思っている方は

多いかもしれませんが、

本当の実は表面のツブツブなのです。

 

 

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赤い部分は「花托(かたく)」といって、

ツブツブを守るベットのような

役割しています。

 

表面のツブツブが「実」で

植物学的には「痩果(そうか)」と呼ばれています。

 

このツブツブの皮をはぐと

その中に小さな種が入っています。

 

 

ちなみに、いちごのツブツブが

発芽するとこんな感じになります。

 

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■いちごは偽果と呼ばれる

いちごの種はとても小さく目立たないために

付け根をふくらまして、

まるで実のように見せかけて動物に食べてもらい

排泄の際に、種を遠くに運んでもらいます。

 

こういった果実のことを

「偽果(ぎか)」といいます。

 

偽果にはいちごのほかに、

りんご、バナナ、すいかなどがあります。

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いちごは野菜なのか?果物なのか?

 

 

結論からいうと日本では、

分類についてのはっきりした定義はありません。

 

 

いちごが野菜になるとき

 

農林水産省は次の特性をもつ

植物を野菜とします。

 

・田畑に栽培されること

 

・副食物であること

 

・加工を前提としないこと

 

・草本性であること

 

草本性というのが

凄く大事な言葉になります。

 

草本とは

木部があまり発達せず、

地上部が1年で枯れる植物の総称

 

いちごは一般的に一度、

収穫を終えると

また苗から植え直すのが通例。

 

1年で終わる植物だから

いちごは野菜になるのです。

 

 

いちごが果物になるとき

 

農学(果樹学)から見た場合は

収穫しながら永年作物として

育てることができるので、果物に分類されます。

 

市場でもいちごは果物として

扱われています。

 

スーパーなどではデザートとして

たべることから、果物売り場に

いちごが並べられています。

 

 

農林水産省はいちごについて

どう述べているかというと、

 

いちご、メロン、すいかなどは野菜に分類されますが、

果実的な利用をすることから

果実的野菜として扱っています。

 

 

農林水産省が野菜として扱うなら

いちごは野菜でいいのではとは思いますが、

 

農林水産省の青果物卸売市場調査の統計では

いちごは果物として扱います。

 

 

政府でさえも野菜と扱ったり

果物として扱ったりと

バラバラなのです。

 

 

結局、日本ではいちごは

野菜になるときもあるし、

果物になるときもあるしで

めんどくさい植物ということになります。

 

 

アメリカの場合は

 

種のあるものは果物

種のないものは野菜と定義し、

いちごは果物と分類されます。




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