いちごの保存方法
常温で保存
いちごは傷みやすいので
常温での保存はできません。
スーパーなどの特売で
常温で売られていることもありますが、
何時間も常温で、保存してるわけではありません。
傷んでいないかどうか
1~2時間ぐらいのサイクルで
店員さんがチェックしています。
冷蔵で保存
いちごを少しでも
長持ち保存させたい場合は
パックから出して、
ヘタを下にして別の保存容器に並べていれます。
パックのまま保存すると
重なっている部分から
傷んできます。
1つでも傷んでいるものがあると
すぐに伝染するので
パックから出しての保存がおすすめ。
高級いちごは重ならないように
工夫しています
めんどくさい場合は
パックのまま保存してもかまいません。
●切らない
●洗わない
●ヘタをとらない
切ったり、水けがついままだと傷みやすくなります。
ヘタをとると乾燥が早まってしまいます。
ヘタは食べる直前に取りましょう。
保存場所は冷蔵室に
保存期間の目安は6日
冷凍で保存
まず水洗いをしてヘタを取ります。
傷んでる部分があれば取り除く。
水けを拭きとってから、
砂糖をまぶして
冷凍用保存袋にいれて冷凍庫へ。
■砂糖をつける理由
砂糖をまぶすのは、冷凍したいちごは
甘みが弱くなるためです。
凍らせたときにいちご同士が
くっついてしまうのも
防ぐこともできます。

保存期間の目安は1ヶ月
解凍後の食べ方
凍ったまま食べる。
冷蔵室に移し、半解凍にして
シャーベット状にして食べる。
ミキサーにかけて
スムージーにして飲む。
いちごは洗うべきか?洗わないべきか?
いちごの表面はでこぼこしているため、
農薬などが残りやすい。
なので、市販のいちごは必ず洗うようにしましょう。
農薬が気になる方は
ボールに水をつけて
5分ぐらい浸けておきましょう。
※特に気になる方は10分ぐらい
そのあと、
ザルにとって水を流しながら
5回ほど振り洗いします。
これで表面の農薬を
かなり落とすことができます。
へたをつけたまま洗う理由
いちごはへたをつけたまま
洗う理由が2つあります。
ひとつめはビタミンCなどの栄養素が
流れだしてしまうのを防ぐため。
ふたつめは水にとけた農薬が
へたをとった部分から、いちごのなかに
入ってしまうのを防ぐためです。
ヘタを取った状態で
洗うと栄養素が流れ出るは、
農薬がいちごのなかに入るはで
まったくの利点はありません。
先人の知恵でいちごを
塩水で洗うと殺菌効果があって
いいと言われていました。
しかし、これは間違いです。
塩水で洗うと、塩によって
いちごの水分が吸い取られて、
組織が壊されてしまいます。
イチゴの表面が潰れたようになってしまうのです。
塩水で洗うことにより、
もうひとつ怖いことがあります。
塩によって
農薬が果肉に浸透してしまう危険があるのです。
いちごを洗うときは
塩水ではなく、真水で洗うのが一番です。
(洗剤で洗うなんていうのも
とんでもない話なのでやめましょう。)